こんにちは、野々蘭(@nonolog0901)です。
みなさん本を読むのはお好きですか?
私はビジネス書やエッセイなどを中心に、月に3~5冊程度読んでいます。
夜にゴロゴロしながらKindleを読んでいるうちに、寝落ちして端末を顔面に落とすこともしばしば。
鼻が低いのはそのせいです(生まれつきだよ)。
そんなことはさておき。
今回は手帳・ノート好きな私の「読書ノート」の書き方をご紹介します。
- 読んだ内容を創作や仕事、実生活に活かしたい
- 感想や印象に残った部分だけ見直したい(発信したい)
- 長文や綺麗な文章で感想を書くのが苦手
- 中途半端に読みかけた本が溜まってしまう(併読・積読派)
たまに読む、月ごとの読書量に波があるという方は、今使っている手帳のメモページや、空いてる年間スケジュールページなどに取り入れるのもアリかも。
そもそも「読書ノート」って必要?
価値観は人それぞれなので、「読んでいる間楽しければいい」という、娯楽としての読書も一つの正解だと思います(私自身もそういった部分はあります)。
ただ、私の場合はかなり忘れっぽく、読んでしばらくすると、「なんか面白かったな~主人公の名前もおぼろげだけど…」、「気になって借りてきたら一度読んだことある本だったと途中で気付いた」くらいのレベル。
ましてや、何か「これを学びたい」という目的があって本を読むことが多いので、読んで満足→忘却では何のために読んだのか分からなくなってしまいます。
そうした「もったいない」を防ぐためにも、私は「読書ノート」を書くようにしています。
「読書ノート」を書くメリット
私が思う「読書ノート」を書くメリットは、次のとおり。
- 手で書くことで記憶に残りやすい
- 自分の言葉でまとめることで腑に落ちる・記憶に残る
- 本が手元になくても大事なところだけ見返せる
- 自分が読んできた本が見える化される(傾向がわかる、自信になる)
①手で書くことで記憶に残りやすい
頭で「なるほど~」と思ったり、スマホでメモしたりするより、実際に手を動かして書いたことの方が記憶に残りますよね。
また、手を動かしたり書いた字が目に入ることで、どんどん脳がアクティブになっていく気がします。
②自分の言葉でまとめることで腑に落ちる・記憶に残る
これはとても重要なことだと思っています。
よく「自分のフィルターを通す」なんて表現を聞いたりしますが、ただ本の言葉や情報を一字一句違えず書き写すのではなく、「つまりこういう事だよね」という自分の言葉でまとめると、めちゃくちゃ理解度が上がります。
たとえば職場の人間関係について書かれた本に参考になる部分があったとして、「つまり~ってこと(まとめなおし)」「恋愛でもそうだよね(別の例え)」「SNSでもこういう事あった!(体験談)」なんて、自分の言葉や感想を交えることで、一気に自分ごととして腑に落ちるんです。
美しい文章や名ゼリフのメモならともかく、自分に活かすためのインプットなら、まとめ方は自由!発見があったなら本題からズレたっていい。
「ちゃんとした感想を書かなきゃ」と思って固まってしまう(かつての私のような)人にオススメです。
※ただし、文章をそのまま引用する予定がある場合は、ごっちゃにならないように気を付けてください!
③本が手元になくても大事なところだけ見返せる
一冊のノート(手帳)にたくさんの本のエッセンスが凝縮されるので、ぱらぱらと見返すだけでアイディアが生まれたり、「そうそう、この本読むとヤル気出るんだった!」と思い出せたりします。
全体の流れや細部は思い出せなくても、重要な部分を見返せるだけで書いた(読んだ)価値があるってもんよ。
④自分が読んできた本が見える化される(傾向がわかる、自信になる)
最近偏ったジャンルしか読んでないなーとか、この月はたくさん読んだけど今月は少ないなとか、自分の読書体験を俯瞰して見ることで、色々なことが見えてきます。
もちろんたくさん読む方が偉いとか、数が多ければ良いというわけではありません。
でも、「あの時何も出来てないと嘆いてたけど、本は読んでいたんだな」と気付けたり、ちょっとだけ自信が付いたりもします。
とはいえ、なんども挫折…
さて、ここまで「読書ノート」を書くメリットを熱く語ってきましたが、最大のデメリットがあります。
それは…
ぶっちゃけ面倒くさい。
いや、みんながみんなそうではない。楽しくて続けている方ももちろんいると思います。
ただ、ここまで偉そうにお話してきておいてなんですが、私は今まで何度も「読書ノート」を挫折してきました。
読むことも書くことも好きなはずなのに、「ちゃんと書こう」という変な真面目さが邪魔して、自分でどんどんハードルを上げてしまっていたんですよね。
ならば最低限のことを書くだけにしよう!と、自作のシステム手帳リフィルを作っていた時期もありましたが、今度はリフィルを印刷するのが面倒くさくなって挫折(ズボラ大魔王)。
こうして一時期はもう「読書ノート」自体をやめてしまっていたのですが、やっぱり先ほどのメリットを考えて再開したい…と思い、今に至ります。
最近は「Kindle Unlimited」で気軽にたくさんの本を読めるようになったので、それも後押ししています!
私の読書ノートは『ロルバーンダイアリー』
さて、前置きが長くなってしまいましたが、実際に使用しているノート(というより手帳)をご紹介します。

ロルバーンダイアリー2023 Lサイズ(イエロー)
表紙には「B-SIDE LABEL」さんの『真顔絵画シリーズ』のステッカーを貼っています(あの「ひまわり」のパロディですね)。
このシリーズ大好き…。
ちなみに、3月はじまりのものを5月に買うという相変わらずの「思い立ったが吉日」ムーヴをかましています。そんなんばっかだ。
なぜ『ロルバーンダイアリー』なの?
『ロルバーンダイアリー』を選んだ理由としては、そもそも『ロルバーンノート』が好きだから…というのが一番の理由です(笑)
大好きな方眼罫、折り返して使えるリングノート、しっかりした紙質。
あえてノートではなくダイアリー(つまりスケジュール帳的なフォーマットのもの)を選んだのは、マンスリーページや年間スケジュール表も面白い使い方が出来そうだと思ったから。
手帳の要素も持ちつつ、ノートとして使えるページがたっぷりあるという意味で、一番ピッタリに思えたのです。
具体的な使い方
では、ここからは具体的な使い方の紹介になります。
もともと人には見せない前提で書いていたため、大変字が汚いことを先にお詫びしておきます。すんません。
メインのまとめはメモページを見開きで使う
読んだ本のまとめは、方眼のメモページを見開きにして書きます。

- 左ページ…「マインドマップもどき」で印象に残ったところや感じたことをどんどん書いていく
- 右ページ…「(この本を読もうと思った)目的」、「感想」、「やる(実践したいこと)」を箇条書きにする
前提として、読んでいて重要と感じたところや面白かった部分には付箋を貼っています(借りた本ならテキトーな紙切れを挟んだり、Kindleならマーカー機能でラインを引きます)。
ノートを書くときにはその部分のみを再度開いて、左ページの「マインドマップもどき」に要点や感想を書き込んでいきます。
こうして印象に残った部分をざっくり振り返ったあとに、右側のページを書く流れです。
あらすじを書き写したり、書影を印刷して貼ったりする方もいますが、私は絶対続けられないのであきらめました…。
ちなみに、この「マインドマップもどき」と呼んでいる書き方は、日々色々な場面で登場しているよ。
同人誌のアイディア出しでも使ってるので、興味があったらこちらの記事も見てみてね。

年間スケジュール表を「積読&読了リスト」に

ロルバーンダイアリーには、このような年間スケジュール表がついています。
ここには、その日読み始めた本のタイトルと、()書きで読み終わった日付を入れています。

日付が入っていないのは、まだ読み途中ということです。
以前は普通のノートに「読了リスト」として、タイトルと読み終わった日付を書いていました。
ただ、それだと「読み始めたけど(買ったけど)途中までしか読めていない本」の存在を忘れてしまうんですよね。
特に電子書籍の場合、物理的に積まれるわけではないので、履歴の後ろの方に追いやられてしまうと一生読み終わらん…(私だけ?)
読み始めた日に記録するようにしたら、「新しい本を買いたいけど、先に読みかけの本を読もう」とか、「たぶん読むモチベが下がっちゃってるから、一旦読み放題から返却しよう」とか、次の本選びの際の良い判断材料になりました。
一日に何冊も読み終えるような人だとスペースが足りないですが、今のところ自分の読み方には合っていると思います。
マンスリーページには1日1個「印象に残ったこと」を
正直マンスリーページは「おまけ」くらいの感じです(笑)
毎日書くわけではありませんが、印象に残った言葉や「とりあえずメモっとこ!」くらいのキーワードなどを、その日のコマに書き入れてます。

自分が後で見たときに何かひらめけば良いな、という程度なので、本のタイトルや著者までは書いていません(というかスペース的に無理です)。
全部埋めよう!と気負うことなく、でもいっぱい埋まってたら見返したとき楽しいな、というゆるい気持ちでやってます。
ポケットには「しおり」のストック

ポケットは今のところあまり用途が見つからないので、とりあえず「しおり」を入れています。
紙の本も好きなのでよく使いますが、すぐに紛失して、使いたいときほど見あたらなくなるので…(結果、捨てるはずの商品タグとかよく分からん紙切れを挟んだり)。
できるだけ「しおり」もお気に入りのものを使っていきたいので、これからはなくさないようにします!
サンリオの「しおり」は100均のSeriaで買ったよ!
おなじみ助六のは自作です。

まとめ
以上、私の「読書ノート」についてご紹介しました!
- 「これなら書けそう」なフォーマットやルールを決める
- 自分の言葉でまとめる(正確に書き写さなくていい、自分ごとでいい)
- 手帳のフォーマットを活用してみる(年間、月間)
- お気に入りのツール(ノート・手帳・しおり)で楽しく!
お伝えしたかったことはこんな感じ。
とはいえ、私もまだまだ課題だらけです。
読んでから時間が空いてしまうと「面倒くさいオバケ」がやってくるし(というかそいつ常駐してない?)、せっかく「やる(実践する)こと」を書いても、そのままやらずに忘れてしまうことも多々あるし……。
改善の余地がたくさんあるため、また変化があったら記事にしますね。
他の手帳やノートでも応用できる内容になっていると思うので、少しでも参考になれば嬉しいです!
ちなみに、先程ちらっとご紹介した、「Kindle Unlimited」では、月額980円で200万冊以上が読み放題です。
ずっと読みたかった本が対象になっていたり、次から次へと気になる本がオススメされるので、もう長いこと抜けられずに続けています(笑)
月に一冊以上読む人なら、こちらも是非お試しあれ(いつでもキャンセルできます)!
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Kindle端末も持ってますが、カラーで楽しみたい本などはiPadで見てます。台所でお湯が沸くまでの間、スマホでエッセイを読んでることもあるよ(笑)
それでは、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!