いよいよ本格的に、来年の手帳を考えはじめるシーズンになりましたね。
こんにちは、野々蘭(@nonolog0901)です。
私がつかっている大好きな手帳、「ほぼ日手帳」も、先日全ラインナップが公開されました!
毎年楽しみにしている公式ガイドブックも発売されて、まだ8月なのにすでにわくわくしています(笑)
さて、このブログをはじめたころに書いた、「ほぼ日5年手帳」についての記事があります。
当ブログのなかでは多く読まれている記事で、この記事をきっかけに5年手帳に興味を持ったという言葉をいただいたこともあり、私にとっても思い入れのある記事です。
が、しかし…
すみません!結局つづけることを断念してしまいました(涙)
くわしい理由については、のちほどご説明しますね。
とにかく、スカスカでも「たまに書けば挫折じゃない!」と胸を張ってオススメしておきながら、情けない限りです…。
が、しかし!(2回目)
単に飽きたりしてやめてしまった、というわけではありません。
実は今回新たに、A6サイズの通常版を買いなおして、再挑戦することにしました!
つまり、「おおきいほぼ日5年手帳(A5)」からのサイズダウンということになります。
5年手帳自体は気に入っていたので、やめたくはなかったのです…(笑)
そんなわけで、今回は「ほぼ日5年手帳」の2つのサイズを使ってみた感想と、今現在の使い方についてご紹介してみようと思います。
サイズ選びに迷っている方や、連用日記の使い方に悩んでいる方に、少しでも参考になればうれしいです!
2025年まで使えるけど…
あらためて、私がもともと使っていたのは、「おおきいほぼ日5年手帳」というA5サイズの手帳です。
いわゆる連用日記で、2021年~2025年まで書くことができ、左ページは各年の同じ日が縦に並んでいます(過去記事の使いまわしでごめんなさい)。
2025年まで、つまりあと1年ちょっとは書けるわけなのですが…。
どうしても使い方やサイズ感がしっくり来ず、モチベーションが続かなくなってしまいました。
もったいないのは重々承知ですが、(いったん)役割は終えたと考えて、使い方やサイズを見直すこととしました。
というわけで、この「しっくりこない」の原因について、私なりに考えてみたいと思います。
理由①単純に重い
A5サイズの手帳やほぼ日手帳カズンは使い慣れていたものの、やっぱりなかなかのボリューム感。
私の場合、毎日書くライフログやスケジュール管理の手帳は別にあるので、それらを書いたあと更に重い手帳を開く…という習慣がなかなかつきませんでした。
「持ち歩き用でなければ鈍器でもOK!」と思っていましたが、私レベルのものぐさになると、「手帳を収納しているワゴンから毎日鈍器を取り出す」のは地味にハードルが高かったようです…。
ライフログのほぼ日手帳カズンは、机の上の取りやすい場所に置くことで、なんとか習慣化に成功しました(ただし、置ける冊数は限られている)!
取りだしやすいスペースに置ける方、「そもそも毎日書く日記はこの一冊だけ」という方であれば、そこまでネックではないと思います。
ちなみに公式サイトによると、A6サイズは約330g、A5サイズは670gだそうです。
理由②広い紙面を持て余してしまった
正直なところ、一番の理由はこれです。
私はけっこう「大は小を兼ねる」的な考え方をしがちで、「書くスペースが足りなくなるくらいなら、大きい方を買っておこう!」とA5サイズを購入しました。
しかし、もともと大きな字で書くタイプではないため、ついつい埋めようと時間をかけてしまったり、なんとなく空白が気になってしまったり…。
また、右側の方眼ページも、自由度が高いがゆえにあまり使いこなせませんでした。
来年以降になにか特別な日がくるんじゃないか?と思って、謎にスペースを空けたまま3年経ってしまったり(笑)
「書きたいときに書く」というルールは、私には合ってませんでした。
未来の自分に遠慮してどうする…。
理由③見返したい書き方になっていない…
これは完全に、私個人の問題です…(笑)
以前の記事に、「良かったことや出来たことを中心に箇条書きする」というルールを紹介しました。
このルール自体は、今後も継続しようと思っています。
ただ、A5サイズを使っていたときは、広いスペースを埋めたいがために、ついつい感情的なことやネガティブなことまで書いてしまっていました。
ここについては、価値観や性格によって、いろいろな考え方があると思います。
愚痴やイヤな出来事、恥ずかしいくらいテンションが高い日記も、大事な思い出であることは確かです。
ただ、私はそういう自分の感情の吐露を見返すと、「ウッ…」ってなっちゃうタイプだと、ここ数年で気づきました(笑)
その点、スペースが狭いと書けることが限られます。
勝手に「この日は何があった日だろう?」が分かる程度の情報量におさまるので、自分にとってはちょうどいいかなと思いました。
中途半端な時期だけど、A6サイズを購入!
ということで、8月の初旬という中途半端な時期に、「ほぼ日5年手帳」のA6サイズを購入しました!
今回購入したのは、2024年~2028年まで、5年間書ける手帳です。
本当はキリよく来年から切り替えようか迷いましたが、今年からの手帳を(ある程度さかのぼって記入しつつ)使いはじめれば、2025年が2年目になる!と思って買っちゃいました(笑)
やっぱり連用日記は、2年目以降から、過去の同じ日を見るのが大きな楽しみですもんね。
ちなみに、サイズを比較するとこんな感じです。
中身の比較はこんな感じ。
(2021年から1回も書いてないページもザラにある…。)
こう見ると、やっぱりA5サイズは存在感がありますね。
たっぷり書けそう感(?)が伝わると思います。
「ほぼ日5年手帳」現在の使い方
2024年から使える手帳を買ったので、さっそくその日のことを書いたり、別のライフログをもとにさかのぼって書いたりしています。
基本的な使い方や用途がガラッと変わったわけではありませんが、あらためて、現状の使い方もご紹介しますね。
事実ベースで出来事を箇条書きする
先述のとおり、「良かったことや出来たことを中心に箇条書きする」というのは続けています。
あくまで事実ベースというか、「●●があった」、「△△した」というのがメインで、なるべくネガティブな話題や感情は広げないようにしています。
とはいえ、「絶対感情は書かないマン」になるのも少し味気ないので、「楽しかった」「美味しい!」「めっちゃ笑った」など、あとで見返しても引かない程度の感想はちょろっと書いてます(笑)
ちなみに、ほぼ日手帳カズンに書いているライフログでは、見たものの感想や体調面の不安など、感じたことも書いています(毎年見返すわけじゃないので)。
自分だけの「日々の言葉」は右ページにたっぷり書く
ほぼ日手帳ではおなじみの「日々の言葉」。
この5年手帳にも、右ページの下に、毎日味わい深い言葉が書かれています。
前回の記事では、手帳の余白に自分だけの「日々の言葉」を書いているというお話をしました。
こんな感じで、好きな本からの引用やいいなと思った言葉を、余白に書き込んでいました。
最初はこれを続けていって、全ページを埋めるぞ!と意気込んでいたのですが…。
いざ続けていると、「このスペースに書ききれるかな?」、「いい言葉だけどちょっと長いなぁ」と迷って、なかなか増えていかなかったんですよね。
そこで、いっそのことA6にサイズダウンさせてからは、持て余していた右ページを、自分だけの「日々の言葉」に使おうと決めました。
まだはじめたばかりなので、今のところはほとんど埋まっていません(笑)
でも、今度こそ5年間で366日分、素敵な言葉で埋めることができたらいいなぁと思っています。
ちょっとしたルールや心がけていること
以上が決まっている使い方です。
スペースが狭くなっただけで、基本的にはそこまで大きく変わっていません。
そのほかにも、とても小さなことですが、ちょっとしたルールや心がけていることがあるのでご紹介します。
ニュースは「N」のアイコンで箇条書きする。
世の中の出来事やニュースについても、興味があることだけは書き残していこうかなと思っています。
以前は右ページに書くことにしていましたが、毎日書くわけではないので、左ページの自分の記録と並べて書いてしまうことにしました。
ライフログでも使っているのですが、「N」を□で囲ったアイコンを書いて、これはニュースの話題だと分かるようにして書いています(これに関しても、悲しい事件などはあまり書きません。著名な方の訃報などは、あとでその方を思い出すきっかけにもなるので、書くことがあります)。
固有名詞を書いて記憶をよみがえらせる
アーティスト名、作品名、お店の名前など、固有名詞はなるべく入れるように心がけています。
たとえば、「新曲のMVを見た」だけではなく、「●●(アーティスト)の新曲『~~~』のMV公開」なんてタイトルまで書いておく。
今は記憶に新しくても、数年後に見たら「このときの新曲ってどれだっけ?」と思い出せないこともあるんですよね。
とくに、一時的にハマっていたけど長く続かなかったマイブーム(笑)などは、自分でもすっかり忘れてしまうことがあります。
「このとき、このジャンルの動画見漁ってたなぁ」とか、「この頃毎日この曲聞いてたけど、そういえば最近聞いてないな」とか。
そういった楽しい記憶がよみがえるきっかけになることを祈り、未来の自分へのプレゼントのつもりで、好きなものや気に入ったものの固有名詞は書き残すようにしていきたいです。
気温や気候の話題←new
この記事を更新した日からなのですが、日付横にその日の気温を書くことにしました。
毎年「去年もこんなに暑かったっけ?」とか、「このとき何着て行った?長袖?」とか思うのに、どうして今までやらなかったんだろう…(笑)
服装や天気のことは毎日書くわけではありませんが、急に季節の変わり目を感じた日や、大きな台風なんかの話題はメモしてみても良いかなと思っています。
今年は夏の暑さに打ちひしがれていたけど、来年はどうなることやら…。
比べるのが楽しみなような、怖いような(笑)
挫折かもしれないけど、思い出は増えた。
そんなわけで、「おおきいほぼ日5年手帳」を完走できず、新たに小さなサイズでリベンジ中というお話でした。
見る人から見れば「結局挫折じゃん」と感じるでしょうし、自分と相性がいいサイズを見つけられたんだと、ポジティブに解釈することもできます(私は後者w)。
ただひとつ言えることは、スカスカだったとはいえ、過去に書いてきた分は無駄ではなかったということです。
たしかに「あ~、なんかしょうもないことでイライラしてたなぁ」とか忘れたい記録もあるけれど(笑)、前の職場での出来事や、書かなかったら絶対に覚えていなかったアホな夢日記とか、見返すと面白いページもあります。
▲オリンピック開催のニュースがポツンと書かれた翌年に、気まぐれで描いた絵日記が。
バスに気付かれず停まってもらえなかった日らしい。
ほんとうにちょっとした相性の問題で、A5サイズはつづけることを断念しました。
でも、冒頭で言ったように、この手帳の役目は終えたと思って、大事にとっておくことにします!
せっかく2025年まで欄があるので、なにか思い付いたらまた書き込むことがあるかもしれません(笑)
まとめ
以上、「ほぼ日5年手帳」の2つのサイズを使ってみた感想と、今現在の使い方についてご紹介しました!
さいごに、私が思う、「A5サイズがおすすめな人」と「A6サイズがおすすめな人」をまとめておわりたいと思いいます。
- この一冊に日記やログを集約させたい人(毎日書く手帳やノートがほかにない人)
- イラストを描いたり、写真や切り抜きを貼りたい人
- 空白が気にならない人
- 文字を大きく書きたい人
- 他に使っている手帳やノートがあり、並行して使いたい人
- 最低限の情報やひとこと書ければいい人
- 空白が多いと気になってしまう人
- 軽さやコンパクトさを重視する人
あくまで個人の感想です…というか、手帳好きをこじらせると理屈とかどうでもよくなってきて、「だってこっちのが楽しそうだったから」で選ぶこともあると思います。
最終的にはそれでいいんですよ(誰目線だよ)。
ただ、それなりにお値段もする手帳ですし、私のように「とりあえず大きい方買えば間違いない」と思っても、逆に持て余してしまう方もいると思います。
5年手帳自体はとっても素敵な手帳なので(じゃなかったら買いなおしたりしませんねw)、ぜひご自身の用途や性格に合わせて選んでみてください!
今後も途中経過など、ときどきご紹介できればいいなと思ってます(たぶん映えないけどw)!
それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました!
またつぎの記事でお会いできるのを楽しみにしております。
▲メインのほぼ日手帳に比べるとやや少なめですが、実際のユーザーさんの使い方やアイディアを見ることができます。
なにより手帳を書くモチベーションが上がるので、私は毎年購入しています(笑)