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【とあるオタクがサンタになった話】“ブックサンタ”で未来の同志にクリスマスプレゼントをしよう!

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ちょっと気が早いけど、メリークリスマス。

どうも、野々蘭(@nonolog0901)です。

みなさんは「ブックサンタ」という言葉を聞いたことがありますか?

ブックサンタとは、「様々な事情で大変な状況にある子どもたちへ、本をプレゼントしよう!」というチャリティープロジェクトです。

私もフォロワーさんがきっかけで知り、先日初めて「サンタになって」きました!

チャリティーというと少しハードルが高く感じる人や、なんとなく自分とは縁がないかな…と思う方もいるかもしれません。

ただ、このプロジェクト、参加した自分自身もすっごくワクワクして楽しかったんです。

今回は私のような「人に本をすすめるのが好きなオタク」を含め、この取り組みがもっと広がって欲しいという気持ちで記事にすることにしました。

本が好きな方、幼い頃ハマった本があるという方、一年の最後にちょっとだけ良いことした思い出を作りたい方(笑)、良ければお付き合いいただけると嬉しいです!

野々蘭

もちろん、「無理のない範囲で、参加できる方が参加すればオッケー!」というスタンスで書いてます!

助六

大事なのは存在を知ってもらうことだよね。

「ブックサンタ」ってなに?

画像は公式サイトより。

改めて、「ブックサンタ」とは、NPO法人チャリティーサンタさんが主催するプロジェクトです。

連携している書店などで本を購入し寄付すると、貧困など様々な事情で大変な思いをしているご家庭の子どもたちに、プレゼントされるという仕組み

2017年からスタートし、今年で6年目になるそうです。

近くに連携書店がない場合でも、専用のオンライン書店やクラウドファンディングからも参加が可能です。

公式サイトをチェック!
  • ブックサンタ 公式サイトはコチラ
  • ブックサンタ オンライン書店はコチラ
  • ブックサンタ クラウドファンディングはコチラ
  • チャリティーサンタ公式Twitterはコチラ

ちなみに書店で参加したところ、「サンクスレター」「オリジナルステッカー」をいただきました。

サンクスレターの限定URLから、後日受け取った子どもたちの感想が見られるとのこと。

私は今回初参加なので、どんな感じかはクリスマス以降のお楽しみですね!

また、ボランティアのサンタさんが実際にプレゼントを届けに行くプロジェクトなど、他にも様々な活動をされているそうです。

私が「ブックサンタ」に参加した理由

きっかけは、SNSでフォロワーさんが「サンタさんになりました!」とステッカーを載せていたのを見たこと。

紙モノ好きでつい反応してしまったと言うと、なんだか返礼品目当てみたいに聞こえるかもしれませんが…最初は軽い気持ちでサイトを見てみました。

そこで、参加方法や応募されている方々の声を読んで、「これなら私でも役に立てるかも!」と思い、参加を決めました。

理由①参加が簡単そうだった

たまたま行く予定の書店が連携していたというともあるのですが、「書店でレジに持って行ってお金を払うだけ」というシンプルな方法が良いなと思いました。

自宅に持ち帰って事務局に送るとか、何か特別な手続きとか不要なんだな…ふむふむ、と。

オンライン書店についても、ネット通販に慣れている方なら、スムーズに参加できると思います。

理由②「幼い頃読んだ本の影響」を思い出した

私はいわゆる読書家という部類ではないけれど、幼少期に触れた本やコンテンツから、様々な影響を受けて育ったと思っています。

なんなら今クリエイティブな趣味を続けているのも、その中でやっていることも、幼い頃から読んでいた本の影響と言っても過言ではありません

魔女が住んでいる家やサンタさんのオモチャ工場の図解、ちょっと不気味なストーリーテラーが語る怪談本(ガチホラーは苦手ですが)、少年とカッパなど人間+変な生き物のコンビ、ページいっぱいに沢山のものが描かれた絵探し絵本…などなど。

おかげで「絵に解説が書きこまれている」作品だとか、サブカル系のちょっと不気味な世界観だとか、何度見てもどこかに発見があるタイプの作品が大好きです(そしてよく考えたらこのブログも、人間の私と相棒のカエルというコンビが登場しますね…)。

少し話がズレましたが…とにかく、幼少期にワクワクする本に出会えたからこそ、大人になった今「今度はワクワクする作品を作りたい」と思うようになったのです。

そういう本と出会える機会が、出来るだけ多くのお子さんたちにあって欲しい。

もちろんクリエイティブな道じゃなくても良くて、生きものとか機械とかスポーツとか、どんなジャンルでも良いんです。

「自分はこういうのが好きだ」「これから先こんなことをしてみたい」というものは、そもそも選択肢を知らなければ増えていきません。

微力ながら、そういう「なにか」に出会える機会に貢献できたら良いなと思いました。

そして、それが少しでも、親御さんたちの心の安らぎにも繋がったら嬉しいです。

参加してみて感じたこと

さて、実際に書店で本を寄付してきたわけですが、選書がめっちゃくちゃ楽しかったです!

連携書店が近くにないと難しいかもしれませんが、行ける方は実際に足を運んでみると、自分にとっても楽しい時間になると思います(私自身は子どもがいないので、児童書コーナーが新鮮すぎました)。

他にも、参加して感じたことがいくつかあります。

オタクは人に本をすすめるのが好きな生きものである

異論は認める。でも私を含め、周りのオタクは大体そんな気がする。

つまり、「昔好きだった本、今の子も好きかな~」とか、「この本のこういう所にハマってくれたら嬉しいな~」と考えながら本を選ぶという行為は、オタクと相性がいい気がするんです。

もちろん趣味を押し付けるためじゃなくて、ちゃんと喜んでもらえそうなものを選ぶことが大前提ですけどね。
オタク特有の布教活動にも近い感覚だから、楽しみながら参加できたのかもしれません。

野々蘭

余談ですが、以前友人が「この本最高だから!」実費で買った漫画を複数人に配ってました。アレはサンタだったんか…。

助六

いや、強火のオタクだと思う。

久々に読んだ「子ども向けの本」が奥深い

いくつか自分が読んだ記憶のある本を久々に手に取ってみましたが、「こんな話だっけ!?」とか、「昔はなんとも思わなかったけど、今見ると……」みたいな発見があって面白かったです(笑)

大人になってから読むと、良い意味でも悪い意味でも感じ方が変わったりしますね。
様々な経験がそうさせるんでしょうが、なんとも感慨深いです。

また、ベストセラーや目立つ棚に、自分が幼い頃読んでいた絵本が未だに並んでいるのって、すごいことですよね!

逆に見たことのないシリーズものも興味深かったりして、児童書コーナーは、「懐かしい」と「新鮮」が入り混じった遊園地みたいな場所でした。

ちょっとハマりそう(笑)

店員さんの言葉にほっこり

実は正直に言うと、レジに持って行くとき、少しドキドキしていたんです(笑)

地元で参加している人がどれくらいいるか分からないし、上手く伝わるかなとか変な心配をしてしまいましたが、「ブックサンタに参加したい」と言うと、

「ご協力ありがとうございます!大事にお預かりさせていただきますね。」

と笑顔で対応してくれました。

お仕事として当然の対応かもしれませんが、その言葉になんだかほっこりして、「良いことをしたぞ~」という温かい気持ちになりました。

買った本ではなくレシートだけを握りしめて、なんだか楽しい帰り道でした。

さまざまな「ブックサンタ」の応援の仕方

最後に、もっと応援したい方や、参加は出来ないけど取り組みは素敵だなぁと思った方に、オススメな応援方法をご紹介します。

①興味はあるけど、どんな本を選んだら良いかわからない人

オンライン書店クラウドファンディングでは、「サンタにおまかせ」というコースがあります。

対象年齢やベストセラー本など偏ってしまいがちな中で、事務局さんがバランスを見て選んでくださるとのこと。

「選書が楽しい!」と散々言っておいてアレなんですが、偏りが出にくく一番助かるようなので、こちらも是非ご検討ください!

②より積極的に応援したいならクラウドファンディング

先述したクラウドファンディングでは、プロジェクトの認知度を上げるための広告費や郵送費用など、プロジェクトの運営そのものに対する支援が可能です。

当たり前ですが、本だけ集まれば良いというわけにはいかないですもんね。

また、継続して応援する「ブックサンタサポーター」という仕組みもあります。

こちらは「オンライン書店に載せる本を推薦できる権利」がもらえるらしいです。興味のある方はチェックしてみてください。

③たくさんの人に知ってもらう

「誰かに話す」、「公式さんや参加者さんのツイートをRTしてみる」ことで応援ができます。

というか、それが一番大きな力になるかもしれません。

直接参加できなかったとしても、参加できる人や協力してくれる企業に繋げられることもあります。その人から更に広がっていくかもしれません。

本好きのお友達や、書店・メディア関係のお知り合いがいたら、「ブックサンタって知ってる?」と話題にしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

以上、「ブックサンタ」のご紹介と、参加してみた個人的な感想をお伝えしてきました。

途中オタクの萌え語りに脱線しかけましたが上手く伝わりましたでしょうか…(笑)

本日のまとめ
  • 「ブックサンタ」で様々な環境にある子どもたちに本をプレゼントできる
  • 幼少期に出会う本の影響は大きい(自論)
  • 人に本をすすめるのが好きなオタク」は絶対楽しい(自論)
  • 「知ってもらうお手伝い」は誰にでもできる!

ざっとそんなお話でした。

今回書店に行ったりこの記事を書いたりしながら、改めて「読書っていいなぁ」と感じました。

今回私からプレゼントできるのは一人だけでしたが、その子や親御さんが喜んでくれたり、「自分も参加してみようかな」と思ってくれる人がいたら万々歳です!

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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