¡Hola!Soy Nonoran(@nonolog0901).
※こんにちは!野々蘭です。
皆さんは「語学学習」というと、何語を思い浮かべますか?
恐らく義務教育でも習う、英語を思い浮かべる方が多いんじゃないでしょうか(最近ではK-POPなどの影響で、韓国語を勉強している方も多く見かけますね)。
さて、今回は購入した手帳の紹介ですが、こちらはスペイン語に特化したちょっぴりマニアック?な手帳となっています。
先日白水社さんから発売となった「まいにちふれる外国語手帳シリーズ」の一つで、スペイン語の他にも、フランス語・ドイツ語・中国語と全4言語がラインナップ。
2023年版まではフランス語のみでしたが、2024年版から他の3言語が加わったとのことです!
私は数年前から趣味でスペイン語を勉強している(?)のですが、お恥ずかしい話、ついつい検定試験を先延ばしにしてそのままフェードアウトしてしまったりと、何度も挫折を繰り返しておりました。
そんなときに出会ったこちらの手帳は、独学でモチベーションの維持が難しい私にとって、「待ってました!」と思える手帳です。
もちろん、検定を受けたり参考書を使って勉強しているような方以外でも、手帳として楽しく使えると思いますので、よければチェックしてみてくださいね!
スペック紹介
「まいにちふれるスペイン語手帳2024(以下:スペイン語手帳)」の基本的な部分をご紹介します。
著者 | スペイン語教室ADELANTE 監修 白水社編集部 編 |
サイズ・ページ数 | B6・207ページ |
対応月(マンスリーページ) | 2023年12月~2025年3月 |
対応月(ウィークリーページ) | 2023年11月27日~2025年1月5日 |
実際の表紙はこんな感じ。
帯を外すとシンプルなので、ステッカーなどを貼ってアレンジしてもいいかも。
外側は優しいクリーム色ですが、表紙を開くとかなり情熱的なオレンジが目に飛び込んできます(笑)
ちなみに、西暦の上には「Mi pequeña agenda(私の小さな手帳)」と書かれています。
他の言語も大体同じ?と思いきや、中国語版は「私の良き相棒」みたいな感じでした(翻訳サイト頼みなので、ニュアンス合ってるか分かりませんが…)。
「小さな手帳」かと言われると微妙なところですが、普段鈍器みたいな手帳ばかり使っている身としては、持ち歩き用にしても問題ない薄さだと思います(笑)
好みは分かれるかもしれないけど、ビビットなオレンジとパープルの栞(しおり)も、ハロウィンぽい配色で私は好きです!
特徴的なページを見てみよう
さて、このスペイン語手帳は、普通の手帳にはないような特徴的なページがたくさんあります。
まず、手帳の構成(どんなページが収録されているか)を一覧化していきますね。
※ページの名称が分からない部分は、勝手に記載させていただきました。
- 手帳の使い方・記載例
- スペイン語でのスケジュールの書き方(日付や時間の書き方など)
- 2024年の抱負
- 2024年の成果
- 年間カレンダー(2024年、2025年)
- 年間スケジュール(2024年1月~12月)
- 月間スケジュール
- 週間スケジュール
- 2024年のスペインの祝日とイベント
- 2024年の日本の祝日とイベント
- スペインで叶えたいこと
- 日記に使いたいスペイン語の表現
- ネイティブが使うリアルなスペイン語フレーズ
- 手帳に使える単語リスト
- メモページ(上下に飾り線のある無地、10ページ)
並べるとこんな感じです。
全ての画像を載せるのは難しいので、ここからは個人的に特徴的だと思うページを紹介していきます!
2024年の抱負・2024年の成果
スペイン語学習の目標や、仕事や学校、趣味などの抱負を書くページがあります。
すぐ隣のページは、1年の終わりにそれらの成果を書くスペースとなっています。
振り返りが出来る仕組みになっているのは良いですね。
年間スケジュール
1ページで3ヶ月を俯瞰して見ることが出来る年間のスケジュールページです。
でも、なんだかちょっと違和感がありませんか?
よく見ると、月の名前や曜日の表記がスペイン語仕様になっているのです!
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、他の市販の手帳では、絶対にあり得ないですよね(笑)
まさに、スペイン語に「まいにちふれる」ための手帳といった感じです。
月間スケジュール
先程の年間スケジュールと同じく、月間ページも曜日の表記はスペイン語です(使い慣れた月曜はじまりなのは嬉しい)。
右下には、その月のイベントごとなどについて、スペインにまつわるちょっとしたエッセイが書かれています。
月によっては記入式で、「思い出をスペイン語で書いてみましょう」なんてコーナーになっていたり。
また、日本とスペイン両方の祝日が書かれていたり(巻末の方に一覧もありあます)、毎日「聖人暦」が記載されているのも、この手帳ならではです。
「聖人歴」とは、キリスト教において、365日それぞれの日付に特定の聖人を関連付けた伝統的なカレンダーのことだそうです(私もあまり詳しくはないのですが…)。
ちなみに私の誕生日の10月4日は、「アッシジの聖フランシスコ」の日らしい。
(コイツさりげなく誕生日アピールしたな…)
週間スケジュール
週間スケジュールは、見開きで1週間のブロックタイプです。
週のはじめにはタスクが書けるチェックボックスと、ここにもちょっとしたエッセイが。
文化やイベントの紹介から、ことわざ、偉人の言葉まで様々なことが書かれています。
また、時計のアイコンと共に「horas(時間)」という欄があり、学習時間などを記入できるようになっています。
スペイン語勉強はもちろん、その他の用途(睡眠時間、ウォーキングの時間など)を書き込んでも良さそうですね。
スペインで叶えたいこと
これは他の手帳には絶対ないページですね(笑)
ジャンルごとに、スペインに行ったら叶えたいことを書き込むことができるページです。
日記に使いたいスペイン語の表現
感じたことやその日やったことなど、とりあえずここを真似すれば、ひとこと日記が書けちゃいます。
ネイティブが使うリアルなスペイン語フレーズも、ちょっとした感情表現で使えて便利そうです。
ドヤ顔で使っていきましょう。
手帳に使える単語リスト
なんとたっぷり、約1,000語の単語リスト付き!
普通の辞書と異なり、アルファベット順ではなく「イベント」「天気」などジャンルごとに別れているのが探しやすいと思いました。
試験対策ともまた違うので、日常で使う絶妙なラインナップなのが嬉しいです(「医者」だけでなく、「獣医」や「人間ドック」など痒い所に手が届く感じ。)。
たとえば、「あまりおいしくない」が「no muy bueno」、「まずい」が「malo」!
微妙なニュアンスの違いが表現できて面白いなぁ~。
日記としてはなんか嫌なワードチョイスだな…
まとめ
おすすめポイント
- 「まいにちふれる」ことで言語が身に付きやすくなる
- 特化型の手帳はモチベーションアップにつながる
- スペイン文化に触れながら、普通のスケジュール帳・日記帳としても使える
私が何度も言語学習を挫折してしまった要因に、「使う機会がないから」、「ただ暗記しようとしていたから」というのがあったと思います。
一度単語を書き写したり問題を解いても、復習したり使う機会がないと忘れてしまいますよね。
また、ひたすら単語だけ覚えようとするよりも、日常の出来事や目の前にあるものと結びつけて記憶する方が、記憶に残りやすいのではないでしょうか。
そういう意味では、楽しく手帳を使いながら書いたことを見返したり、「これは●●に行ったときに、こういう意味で書いたんだよな」と思い出したりすることが出来れば、少しずつスペイン語が定着していくのでは?と期待しています(まだこれから使い始めるのですが…)!
フォーマット自体はシンプルめなので、「検定までは受けるつもりないよ」という方や、「スケジュール帳を探しているけど、ちょっと面白いものを使っていみたい」という方にもおすすめです。
気になったところ・留意点
- 180度パタンと開く製本ではない
- 基礎知識が全くないと分からない部分もあるかも
- あくまで「スペイン」のスペイン語・文化を学ぶ手帳
①については、完全に手帳・ノートオタクであるが故の気になるポイントです(笑)
普段手帳やノートを買うときに、パタンと開くタイプの製本かどうかを気にしてしまう人間なので、ぐっと押さえないと開かないのはちょっと残念!
個人的な好みではありますが…ページの内側が書きやすくなるし、写真を撮ってSNSにアップしたい人には、パタンと開くと嬉しいです(笑)
②の留意点ですが、あくまで参考書ではないので、基礎的な部分の説明は省かれているということです。
そのまま使える表現や単語リストが豊富なのはありがたい限りですが、スペイン語の基礎知識(名詞に性別があることなど)が全くないと、「え~と、『かわいい』は『bonito(a)』…ん?最後の(a)ってなんだ?」となるかもしれません。
また、単語リストに読み方(カタカナ表記)の記載はないため、発音まで覚えるには、別の教材やネットで調べるなどの必要があります。
これ一冊でスペイン語が理解できるようになる!とまで思っている方はいないと思いますが、本格的に勉強したい場合は、地道に参考書などを使って勉強しましょう…私も頑張るので…。
おう、頑張れ。
最後に。③については言わずもがな、かもしれませんが、念のため留意点としてこちらも書いておきます。
ご存知の方も多いと思いますが、スペイン語は中南米など、スペイン以外の国でも使われている言語です。
日本で生まれ育っていると想像しづらいかもしれませんが、そこには複雑な歴史があり、国によって表現も異なる場合があります。
そのため、勉強の目的によって(あるいは別のスペイン語圏の国に興味がある場合)は「スペインで叶えたいこと」のページなど、しっくりこない内容もあるかもしれません。
とはいえ、読み物としても面白いですし、基本的な語学の勉強としては、充分活用できると思います。
手帳を使って異文化や言語学習を楽しもう!
以上、『まいにちふれるスペイン語手帳2024』のご紹介でした。
元々興味があった「スペイン語」×「(自分の大好きな)手帳」というアイテムが発売されるなんて!と興奮してしまい、まだ使えてもいないのに、取り急ぎご紹介させていただきました(笑)
興奮し過ぎて即amazonで予約購入してしまいましたが、どうやら公式サイトでは購入特典(※)にボールペンが付いていたようで、ちょっと早とちりしたなと…(まぁ、ペンはたくさんあるので良しとしています。笑)
※購入特典は数量限定、先着順となります。
とにかく、今までありそうでなかった、英語以外の言語に特化した注目の手帳です。他の言語も欲しくなっちゃうなぁ。
私自身も独学での勉強をつづけながら、今後も使った感想やページをちょこちょこシェアしていきたいと思っています。
モチベーションの維持にも繋がりますので、「興味湧いたよ!」「私も語学勉強しているよ!」という方は、是非お気軽に声をかけてくださいね(*’ω’*)
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしております。